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遊びたいのだが。

書評書いてます。遊ぶように遊び、遊ぶように働き、遊ぶように生きたい。

適当に遊んで仕事すべし。仕事に自分ルールを持ち込めば面白くなる/成毛眞「大人はもっと遊びなさい」


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 成毛眞さん著「大人はもっと遊びなさい 仕事と人生を変えるオフタイムの過ごし方」を読了しましたので書評を書きます。

※書評記事の構成
きっかけ:この本を読もうと思ったきっかけ
あらすじ:Amazonさんによるあらすじ
かんがえ:読んで考えたこと

 

 

きっかけ

成毛さんの本は以前にも読んだことがありました。マイクロソフト社長という経歴がありながら、仕事よりも遊びが大事だというマインドに興味を持ちました。本書は、その「遊び」をテーマにしたものです。僕は何事も遊んで生きていきたいという理想を持っているので、書店にて本書を手に取りました。

あらすじ

 Amazonさんより引用します。

成熟した日本社会の中で遊んでいる大人は、少ない。だから際立つ。そして周りを見回すと、そういう人に限って、ビジネスでも成功を収めていることが多いのだから不思議と言うほかはない。そのための方法が、子どもらしく遊ぶことなのだから、これをしないという選択はないだろう。――「はじめに」より抜粋 「趣味は何ですか」「最近遊んでいますか」と聞かれて、ドキッとした経験はないだろうか。「仕事が忙しくて趣味どころではない」「そもそも遊び方がわからない」という声も少なくない。しかし、著者は「真面目に働いている人ほど、遊んだほうがいい」と断言する。「仕事と遊びの関係」「遊びの種類・探し方・選び方・止め方」「テレビ番組の活用法」「道具の選び方」「東京圏の遊び、地方の遊び」「時間の捻出方法、お金のかけ方」「編集者の趣味」「子どもと遊び」「遊びを語る作法」など、遊びを多角的に論じることで、生き方を問う一冊。

かんがえ

 

遊びに勝ち負けを持ち込んではならない

年に二回サーフィンをする。月に一度、楽器に触れる。そういった人は、サーフィンを二十年間続けていますとか、休日には地元のオーケストラでビオラを弾いていますといった話を聞くと、「負けた」と思ってしまうのだ。だからこそ、"ちゃんとした"趣味を持ちたいと焦ってしまう。人に誇れる"立派な"趣味がないことを、恥じてしまう。趣味を問われて、つい「特にありません」と言ってしまう人が少なくないのは、生真面目で、常に上級者がいることにおびえているからだ。 

 誰でも思い当たる節があるのでは。いわゆる「にわか野郎」と思われたくないという心理です。ちょっと意味合いが変わりますが、「知ったか」も近いです。

僕はいま株式投資に興味があるのですが、付け焼刃で「空売り」とか「損切り」「利食い」といった知識を得ました。これらのような基礎知識をつけたところで、投資家の皆様とは同じレベルで話はできません。「知ったか」になるのが怖くて、投資家の前では「趣味は特にありません」、「投資に興味はありますが趣味ではありません」などと言ってしまいます。

上には上がいます。投資家の中にも、上の上がきっといます。そういう意味では、僕も投資家の「下の下」なだけかもしれません。下の下の下の人にとっては、僕は「下の上」なのかもしれません。上下関係を気にして、遊びたい!と思っていることを閉ざしてしまうのはもったいないことです。興味があるのなら、堂々と宣言してしまったほうが面白くなります。ただし、「知ったか」にならないように誠実な態度である必要はあると思います。

 

多くの人がする遊びをする場合は、縛りを設けると趣が生まれる

京都では一日に四百万枚の写真データがつくられることになる。その中には、かなりの重複があるだろう。誰だって東寺の五重塔や金閣寺、嵐山の渡月橋などは写真に収めるだろうからだ。

(中略)

時計をした自分の腕や、その日持っているドリンクのペットボトルと一緒に撮り続けることで、その人だけのオリジナルの、京都観光記念写真集ができあがる。どこへ行ってもその撮影方法を貫けば、旅先での遊びは「旅先での写真撮影」から「旅先での腕時計込みでの写真撮影」に変化する。

 一時期、ニコニコ動画の「ゲームの縛り実況プレイ」が好きでした。ポケモンをコイキング一匹でクリアするとか、ポケモンセンターを利用せずにクリアするといったプレイ動画です。僕はポケモン世代です。自分が知っているポケモンを、この人はどうクリアするんだろうと、ワクワクしながら見ていました。それが面白かったのは、縛りを設けることでオリジナリティが生まれていたからです。その人にしかないやり方で、みんながやっていることを表現しているからです。

物事を面白くしたければ、自分ルール、自分で決めた縛りを入れてみるとよいです。

成毛さんも本書内で言っていますが、縛りは「好きなものでないと続かない」です。これは注意しなければなりません。ポケモンの例ですと、「コイキングがめっちゃ好き!」な人はコイキング縛りを楽しんで、「遊び」として続けられるでしょう。本当はズバットが好きな人は、コイキングでは続きません。例えがわかりづらいですね。すみません笑

 

かんそう

本書を読んでから、仕事が楽になりました。仕事で遊んでやる!と思って仕事をしたら、余計なプレッシャーから解放されました。打ち合わせで、どーせ遊びなんだし、こんな発言してみたら面白そうだなーと思ったら打ち合わせが面白くなりました。どーせ遊びなんだし、と思ったら残業をせずにスパッと帰れました。どーせ遊びなんだし、と思ったら、怒られても面白ければいいや、って思いました。

面白くなりそうな縛りプレイを仕事に持ち込めば、もっと面白くなりそうです。上司を言い負かしたら1ポイント。上司に問い詰められることを予測してカウンターアタックできたら2ポイントとか。くだらないですね。

お読みいただき、ありがとうございました。